これまでのこれまでの特選作品・春のご紹介です。
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これまでの特選作品・春
ビル街を吹きそよぐ風青葉かな
(広志)

青葉風ですね。気持ちのいい風です。ことに都会では貴重です。

停電ね背なの児と和す春の月
(榎本てるお)

一寸変わった面白い句が出来ましたね。「停電」という久しく忘れていたことば。今度の東日本震災で初めて味わった子供たちもいるでしょう。月の美しさ、明るさも都会の私たちは忘れていました。

たらの芽の苦みが運ぶ春だより
(中村)

「苦みが運ぶ」は佳い表現です。
※「春だより」→「山の幸」

ぬくぬくと夢見ごこちな春の朝
(りか)

まだ起きないで蒲団のぬくもりの中にいる。一寸贅沢な春の朝の一刻。起きれば早速忙しい一日が始まる。
※「夢見ごこちな」→「夢見ごこちよ」

バスに乗り一緒に走る朧月
(弥生)

一寸子供っぽい着想ですが素直でいい。

花冷えや一ひら窓に動かざる
(朗)

「動かざる」は少し説明的表現で言い過ぎの感じです。でも花冷えの感じは出ています。
※「花冷えや二片三ひら窓ガラス」

月明かり桜の花びらひらひらり
(眞也)

月の明るい夜はたしかにこのとおりですね。素直でいい。
※「ひらひらり」→「ひらひらと」

亡き祖父に遅きを詫びて彼岸過ぎ
(佐藤)

「彼岸参り遅きを詫びる祖父の墓」とすると内容がはっきり伝わります。

連翹につられてあるく遊歩道
(弥生)

黄のかがやく明るい遊歩道。いいですね。

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