これまでのこれまでの特選作品・冬のご紹介です。
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これまでの特選作品・冬
あらごめん出合頭の年の暮
(市房)

それぞれが年の瀬を忙しく働いている。その一光景を即興的に詠っていて好感。

マスクしてマスクの群の人となる
(弥生)

俳句の表現の一つの型にはまって出来上がっています。新しいとはいえませんが、これで結構です。都会風景の一つです。

薄氷をつまめば走る幾何模様
(朗)

好いところに眼が止まりました。佳句です。なかなか出来る句ではありません。

木の葉時雨散るはせめても賑やかに
(朗)

この句、今回の一番の佳句と思います。「散るは」でも構わないが、「音は」とした方がいいでしょう。(または「降るは」)

居酒屋を出ればまんまる冬の月
(広志)

気分がいいですね。ほろ酔いというところか。

三連の水車をてらす冬日濃し
(弥生)

三連の水車とはすごい。何処ですかね。
※「水車をてらす」→「水車キラキラ」

初日の出気持ち新たに拝み見る
(小林)

少し表現の仕方が説明になっています。日の出遥拝の敬虔な心は立派です。俳句の表現は、物や事柄で具象的にすることが大切です。「拝み見る」など不要です。
※「初日拝す少女ごころに立ちもどり」

冬の夜輝く星のただ見惚れ
(下山)

冬は一年中で一番星が奇麗に見えます。空気が乾燥して冴えているからです。何という星を見ましたか。ただ見惚れず名前ぐらいおぼえて下さいね。何点には、オリオン座の星たち、シリウス、スバルなどたくさんの星が見えます。

鍋焼と連絡受けて帰路急ぐ
(佐藤)

この調子でよいのです。気持ちが出ています。

熱燗に心が和む冷えた夜
(渡辺)

「心が和む」とまで言わない方がよいのです。冷えた夜の熱燗で十分わかるものです。

八手咲き傘寿の我に慶祝か
(弥生)

「が」などと疑問にしないで「慶祝す」と決めた方がよろしい。悪い事の場合は反対ですがね。

柊や門につるされ服を呼ぶ
(熊木)

柊の枝に鰯の頭を挿して門口や軒に差す。節分の夜の行事だが、いまは都会ではすたれてしまった。服を呼ぶというよりあくを寄せつけない行事です。

福袋夢も詰まった初荷かな
(中村)

デパートの裏口風景ですかね。それとも我が家へ来たものか。たしかに夢いっぱい。

万両にまけじ千両実をつけり
(弥生)

千両と万両の両方を育てているのですね。明るくてよいものです。万両は小鳥が好んで実を喰べます。気をつけましょう。

木枯らしに犬も思わず丸くなる
(眞也)

この句は素直にものを見ていて結構です。
※「木枯に犬も思はず丸くなる」

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