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事務所だより

社員の戦力化を考える~ローパフォーマンス社員への対応~
● 2011年2月号

ローパフォーマンス社員とは…?

企業よって捉え方が異なりますが、ローパフォーマンス社員とは、採用されたものの、その後伸び悩み、あるいは期待された能力が著しく不足している社員のことを指しています。また、能力が不足していなくても、人間的・組織的に問題があるようなタイプを含んで表現されることもあるようです。20年前であれば、企業にはローパフォーマンス社員を雇い続ける余裕があり、多少の問題は周りの社員がカバーすることで、彼らの雇用を維持することが可能でした。終身雇用制度が当たり前の時代には、それほど大きな問題ではなかったのかもしれません。  しかし、ここ数年は企業の大小を問わずこのようなローパフォーマンス社員の存在がクローズアップされ、解雇、退職勧奨、雇止めなどさまざまなトラブルが発生するようになってしまいました。

ローパフォーマンス社員

一方、雇用形態が多様化した影響もあり、各企業で人材の出入りが激しくなっています。ローパフォーマンス社員が退社したと思っていたら、新たなローパフォーマンス社員が発生した!ということはよくある話です。今月は、ローパフォーマンス社員への対応について考えてみます。

ローパフォーマンス社員の解雇  ! !

「実際に働いてもらったら能力が低いので辞めてもらおう…」このような話をときどき耳にしますが、日本の法律上「正当に解雇する」ことは大変ハードルが高い行為となっています。

雇用契約は、社員が企業に対し労務を提供し、企業が社員に賃金を支払うことにより成り立ちます。したがって、社員が会社の求める労務の提供を行わない場合、すなわち社員が期待された能力を発揮できない場合は、理屈上雇用契約を解除できるはずです。しかし、現在の日本の裁判所は解雇を厳しく規制しています。

裁判所の考え方

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