HOME > 事務所だより > これからのメンタルヘルス対策~ 多様化する精神疾患への対応 ~

事務所だより

これからのメンタルヘルス対策~ 多様化する精神疾患への対応 ~
● 2011年3月号

メンタルヘルス対策の新時代到来 !?

「社員がうつ病になって、やっとわかった!」ということも多いようですが、メンタルヘルスに対する取り組みが多くの企業で活発化してきました。

実際にうつ病患者が発生した場合、その社員への対応をはじめとして、組織全体の業務効率、職場の雰囲気や他の社員のモチベーションへの影響など、かなりのリスクが顕在化します。

メンタルヘルス対策の新時代到来

うつ病患者に『がんばれ』と言ってはいけない、といったうつ病に関する一般的な知識も職場で広く知られるようになりました。しかし、職場におけるメンタルヘルスへの関心が非常に高まった反面、自然に治る軽度のうつ病、相談や励ますことによって復職できるうつ病など、異なるタイプの症例があるにもかかわらず、同じ仕組みの中で、同じような対処法しか行っていないケースの場合、これが新たなリスクを生む展開のきっかけとなる事態が発生しています。

メンタルヘルス対策を講じたつもりでも、実はこれが機能せず、結果として効果がなければ、時間とお金と人を捨てているようなものです。現在のメンタルヘルス対策から問題点を抽出し、より効果的・実効的なこれからのメンタルヘルス対策を考えるときがきました。

メンタルヘルス対策の問題点

多くの企業がメンタルヘルス対策を講じているにもかかわらず、昨今では様々な問題点が浮き彫りとなってきました。患者が増加している現在、これまでのメンタルヘルス対策におけるパターン化された対処方法だけでは、社員を守り、社員を立ち直らせることが難しくなっています。

① 困難事例の顕在化
職場におけるメンタルヘルス対策の対象となる心の健康問題が多岐にわたり、典型的なうつ病を想定した画一的なメンタルヘルス対策では、困難な事例にうまく対応することができない。

② 主治医の診断書の取扱い
主治医が就業可能と判断するレベルと、企業が職場復帰として定義するレベルに大きな乖離が生じることがあり、医師の診断書と職場の判断の折り合いをどうするのか、という問題が生じている。

メンタルヘルス対策の問題点

③ 就業規則等の未整備
メンタルヘルス対策を行うためには、関連する規則や規程にその根拠を求めるべきであるが、対象者が増加してくると、職場や管理職の善意の解釈が先行し、これがトラブルの原因になる


...次のページへ続く...


「事務所だより」等に関する疑問・質問など、お気軽にお問合せください。

お問い合わせこちらから
ページ上部へ