各種適性検査の実施

優秀な人財を採用するために

1.会社にとって人材は「財産」

集団面接のイメージ

新型コロナウィルスの影響により、社会不安が大きくなる中、会社を、ビジネスを、雇用をどう守っていくのか、企業にとっては試練の時といえます。「働き方改革」が、一気に進む状況となり、今後は、ウィルスとの共生をしていくため、フレックスタイムの導入、テレワーク、サテライトオフィスの活用に合わせてセキュリティ規程などの強化が急務となり、労務管理方法も大きく変化します。

業務効率化や標準化が進み、時間や場所にとらわれない働きやすい環境が実現されれば、労務管理は中長期的に「働きやすさ」による、従業員のモチベーション向上や、多様な従業員の活躍や会社に対する愛着心につながり、ひいては生産性の向上につながります。

時代の流れで働き方についての考え方も変化し、AI化が進むであろう人事労務の世界ですが、時代が変わっても「人」ありきの経営に変わりはなく、この時代に対応した優秀な人材を確保するために必要な採用と育成が課題となっていくと考えられます。

人材を採用することは、企業の存続を左右する重要課題といえます。

2.優秀な人材を確保するために

有能で即戦力となるような人材を採用するためには、企業努力は欠かせません。選考結果をまたずして自ら離脱していく人の中には、優秀な人材がいることは否定できず、彼らは他の企業からも引く手あまたであることがほとんどです。優秀な人材との接触機会を増やすためには、プロセス自体を合理化することや、ウェブを最大限に活用し、多くの情報やメッセージを発信することも大切です。

また採用後、企業において特に優秀な人材を流出させないため、「採用ルールの明確化」「ステージ別処遇の明確化」等を丁寧に説明し、理解させることが重要となります。

3.エンゲージメントの向上

人の個性は、元々の資質の上に知識や経験、社会性を加味して形成されます。

良好な組織作り、人財の配置には、まずその従業員の資質がどのようなものかを知ることが重要です。適正ではないところに配置された場合、その従業員はストレスを感じ、本来の力を発揮することができないことになりかねず、組織全体としての業務効率は低下し、職場としての活気もなくなり、ひいては業績の悪化にもつながりかねません。

元気のいい会社員のイメージ

定着率の低下によっては、既存の優秀な人材の流出を防ぐことに繋がります。優秀な人材が企業に残ってくれれば生産性の向上や活気がある職場の維持に繋がります。

その従業員の能力、特性にふさわしいポジションや任務を与え、従業員を適材適所に配置し、100%以上の能力を発揮してもらうことが従業員と組織の成長につながります。「能力主義」の前に「個人の資質」を見極めると共に、待遇改善や職場環境の改善などを行うことにより、従業員のモチベーションを上げることができ、従業員が会社に愛着を持つようになり、離職率の低下にも繋がります。

従業員に「この会社で働きたい」「この会社のためなら」と思ってもらえるインセンティブ作りが今後、企業の存在意義の大きなカギとなります。

「社員のちからは会社のちから」の実践に努めたいものです。

4.採用時のミスマッチを回避

頼れない会社員のイメージ

採用後、こんなことを経験したことはないでしょうか。

  • 面接では優秀な人材だと思ったのに、パフォーマンスがいまひとつ
  • 試用期間が過ぎたら勤務態度が豹変した
  • 社風に馴染めないのか、突然やめると言い出した

「人」の性格はなんとなく判るものですが、「時間の経過」「本人の慣れ、甘え」「企業の労務管理手法」などによって、思いもよらない「従業員の特性」が見え隠れすることがあります。また、採用選考の際に「どうしようか」と迷われたり、採用したもののすぐに辞められたりされたことはありませんか。

「面接」という限られた時間の中で「人」そのものを判断することは、かなり困難だと思います。 岩城労務管理事務所では、採用・現有従業員用の人材・組織診断システム最新版「CUBIC」を導入し、従業員または就職希望者の「特性」を診断します。

5.従業員の「パーソナリティ」診断と、定着支援

勤続年数と年齢で一律に処遇を決定するのでは誰も努力はしません。

人事制度の運用が、多様な「人」の認知能力やコミュニケーション能力に依存するものである以上、「人」にかかわる不確実性を完全に排除することはできません。これらの不確実要素をうまく織り込んだ人事制度を設計するには、従業員を知るところから始まります。既存従業員、新卒採用時に関わらず、従業員の特性を見極め、適材適所への配置を目的とした「人」の有効活用のお手伝いを致します。

また御社の「今」を診断し、さらに求められる「人財」「組織」にするための対策を適性検査という+αの考課要素により、管理者が従業員のパーソナリティを把握し、御社の場合、どのようなシステムにすると従業員の能力を引き出すことができるのか、御社のご意向に添った最適なシステムを調査・企画したうえで、運用上の支援をいたします。

これまでの「人に仕事」から「仕事に人」に転換を考えてみましょう。

CUBIC(キュービック)適性検査とは

CUBIC は人と組織を可視化し、受検者がどんな人物なのかを客観的に知るための検査です。採用時の入社試験として、また従業員教育や配置転換の際に自社の従業員に対して実施することをおすすめします。勤務する上で何より重要なのは、会社や職務に対する適性ややる気やモチベーションを見える化します。

心理データをもとに考案された「適性検査CUBIC」は豊富な検査項目から高い信頼性を誇り、企業と人材のミスマッチを防ぐツールとして多くの企業様にご利用いただいています。

1.CUBIC の3つの特徴

人や組織の見えにくい側面を可視化

採用・配置・育成・タレントマネジメント・組織改革、これらの課題解決をCUBICによる「可視化」が加速させます。

採用から組織活性化までを一元管理

個人データは、活用場面に関わらず、同じフィルタで測ることが大切です。定期的に受験し、変化を確認することで問題を解決します。

分析から研修・コンサルティングまで

CUBICは測定して終わりではありません。可視化や分析をしたら、実行に移します。弊所ではそのために支援を充実させています。

2.CUBIC導入の効果

CUBIC導入により、下記のような情報取得効果が期待できるツールです。

  • 面接で見抜けない弱点や特性を把握
  • 経営者や人事担当者の採用ストレス負荷の軽減
  • 職種(営業や企画や事務等)の向き不向きの判断
  • 入社後、すぐやめるか、安定的に勤めるかの判断
  • 自社に適合する人材かどうかの判断

3.診断と結果

診断を受ける会社員のイメージ

検査時間は約15分程度。

個人特性分析結果と実務的な相関を表示します。

・予測推定値:
適応業務についてパターンを明示
・大まかな職業興味領域と方向性:
職務分類における最適性を明示
・当人の傾向(希望)分析:
勤務形態、組織対応評価
・配置適性:
適性の高い職務、低い職務ごとのランキング

なお、オプションで「英語」「言語(国語)」「数理」「図形」「論理」5科目の能力検査もございます。詳細はお問合せください。

<個人特性分析診断結果サンプル>

個人特性分析診断結果サンプル 個人特性分析診断結果サンプル

<能力検査診断結果サンプル>

能力検査診断結果サンプル

4.診断サービス費用

■個人特性分析(採用適性検査)
スポット(最低人員5名)2,000円/人

■能力検査(学力検査)
オプション能力検査 1アイテム 500円/人

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